どうもー、ゆきかざです!
「保育園の1か月」シリーズ、今回は「8月」の保育園についてです。
個人的には保育園の1年で1番好きな月です。
そんな8月の保育園の様子を私の経験を基にお伝えしたいと思います。
このシリーズでは1月毎にその月の保育園のイメージだったり、その月をどんな風に保育士が考えて過ごしているかを書いていきたいと思います。
保育士がといっても私(ゆきかざ)の主観がほとんどになりますが・・・
あらためて、このシリーズで伝わったら嬉しいこと。
・保育士さんに「あー、うちの園もそんな感じ」と共感してもらえたら嬉しい。(「うちは全然違うし、なんだこれ!」と思われた方はすみません(笑))
・保育士を志している学生さんに、保育園の一月はこんな感じなんだとざっくり知ってもらえたら嬉しい。
・子を持つお母さん、お父さんに保育士はこういうことを考えて子どもを見ているんだと知ってもらえたら嬉しい。
・保育園て実際のところ、なにをしているのか全く想像つかない人に保育園の様子が伝わったら嬉しい。
今日は8月の保育園について書いてみたいと思います。
ちなみに7月の保育園についてはこちら
Contents
8月の保育園の流れ・イメージはこんな様子
8月の保育園のざっくりとした流れ・イメージを説明します。
夏本番となり、プールや水あそびが中心!
8月も引き続き、水あそびやプールが中心となります。
子どもたちも7月よりだいぶ水に慣れて、あそびもダイナミックになってきます。
水が苦手だった子も少し顔をつけられるようになったり、成長が見られるのも嬉しいですよね。
慣れてきた分、ケガや事故のリスクも高くなりますので、気をつけて楽しむようにしましょう。
保育士の日焼けも止まらず、私もこの時期はかなり黒くなります(すぐに戻りますが)
ちなみに2019年の7月は梅雨が全然明けず雨ばかりで、水あそびが出来ないところが多かったと思います。
8月はぜひぜひ楽しんでください!
子どもの登園が減り、合同保育になることも!
8月になると保護者も夏休みを取るようになり、子どもの登園人数も減ってきます。
お盆の週は1番少なくなるので、登園が数人ということもあります。
人数が減る分、通常の保育ではなく異年齢を含めた合同保育にもなります。
普段は関われない子同士の関わりも見られたりします。
職員も少ない配置で済むので休みを取るチャンスです。
シフトを調整して、たくさんの職員が休めるようにしましょう。
引き続き「熱中症」には要注意!
セミ捕りなど虫探しが楽しくなる月でもあります。
しかし、戸外の暑さはハンパなくなってきますので、あまり長時間出ないようにするなど引き続き「熱中症」には気をつけながら過ごしましょう。
プールに入っていても室内にいても「熱中症」になることはありえます。
室温などの環境にも十分配慮していきましょう。
また蚊など虫刺されの対策についても引き続きしっかり行いましょう。
運動会の足音が聞こえてくる!
お盆が終わると子どもの登園人数も元に戻り、平常のクラスの賑やかさが戻ってきます。
8月いっぱいはプールを行うことが多いと思いますが、秋に行うことの多い「運動会」の足音が徐々に聞こえてきます。
それについても同時進行で進めていかなければなりません。
保育園で1番大変な行事と言えますし、演目を決めたり練習したりということでプレッシャーもかなりかかってきます。
早めの準備を心がけましょう。
8月を過ごす上で保育士として大切な気持ちや心構え
その月を保育士として過ごす上でのリアルな心境や、大切にしたい気持ち・心構えを書きます。
保育士の夏休みを楽しもう
保育士の夏休みは8月と決まっているわけではなく、7月や9月などみんなで分けて取ることになります。
地方から出てきている人はお盆の週に休んで、実家に帰ることも多いと思います。
またそういう方を優先して休ませてあげるようにするはずです。
連日の暑さやプールでかなり体も疲れていると思いますので、夏休みは好きなことをして体も心もリフレッシュしてください!
「夏バテ」など体調不良に気をつけよう
夏は体調をかなり崩しやすくなります。
プールは楽しいのですが、午前中にプールに入ると午後はかなり体の重さを感じます。
暑さで食欲が落ちたりすると、体重も減り「夏バテ」を起こしやすくなります。
適宜水分補給をしたり、プールを交代で入るなど役割を分担しながら健康に過ごして暑い夏を乗り越えましょう。
一人ひとりと密接に関わるチャンス!
子どもの登園人数が減ると上記で書きましたが、その分一人ひとりの子とたくさん関わることが出来るので、私は8月の保育園が大好きです。
普段はたくさんの子どもを見ているので、なかなか一人ひとりとじっくりあそんだり、話を聞いたりは難しいです(やりたいのですが)
8月になると1対1で関われる時間が多く持てるので子どもとおもいっきりあそんだり、話したり、甘えを受け止めることが出来ます。
この貴重な時間を大切にして、子ども一人ひとりと密接に関わっていきましょう。
8月の主な行事はどんなものがある?
8月は子どもや職員の休みも増えてくるので、行事は多くはありません。
<8月の主な行事>
・夏祭り
・夏のお楽しみ会
・お泊り保育
・プール閉じ など
基本的に【8月】は行事は少ない
子どもの登園も減り、職員も夏休みを取ることが多いので【8月】は保育園の行事は少ないです。
夏の行事も7月に済ませてしまう園が多いです。
ただ夏まつりやお泊り保育、お楽しみ会などを8月に行う園もあります。
子どもも浴衣や甚平を着て参加すると嬉しそうなのが印象的ですね。
楽しかったプールも終わりを迎える
6月下旬から7月から始まるプールも8月いっぱいで終了というところが多いです。
地域やその年の気温によっては9月上旬くらいまで引っ張るところもあります。
プール閉じではプールで出来るようになったことを発表したり、頑張ったみんなにプレゼントをしたり園によって様々だと思います。
来年のプールや水あそびにまた期待を持てるような終わり方が出来るといいですね。
8月におすすめの歌・絵本
8月に歌うおすすめの歌や、読んであげたい絵本を紹介します。
8月に歌いたい歌
「夏」に入りますので、夏の歌が中心となってきます。
私のYouTubeチャンネルでは保育園で歌える曲をまだまだ200曲以上紹介していますので、よかったら聴いてください。
8月におすすめの絵本
「夏」は海や青空といった爽やかなものだけではありません。
特に夏に子どもから人気なのは「おばけ」や「妖怪」です。
読み始めるとみんなじっくり集中して見てくれます。
絵本は園で購入したり、事前に図書館で借りるなど用意をしておきましょう。
もちろん個人で買うのもありです。
絵本を持っていることは自分の保育士としての資産になりますし、自分の子どもや親せきの子に読んであげることも出来ます。
以下は私のおすすめです。
えんまとおっかさん
「お盆」に読んであげたい絵本です。
おばけなんてないさ (せなけいこのえ・ほ・ん)
せなけいこさんの絵本は時代を超えて大人気です。
トマトさん (こどものとも絵本)
こちらも昔から人気の絵本です。
夏に実る野菜の絵本は食育にも繋げられるのでおすすめです。
【8月】は子どもとじっくり関わることが出来る最高の月
今日は【8月】の保育園について私の経験や思いを書かせていただきました。
最初にも書きましたが【8月】は個人的に1番好きな月です。
保育園の雰囲気がいつもと変わり、落ち着いたゆっくりした空気が流れます。
子どもの登園が少なくなる中で一人ひとりとじっくり関わり、プールを広く使ってあそんだり出来ます。
食事の時間はみんなで丸くなり、顔を見合わせて食べることも出来ます。
そんな独特な【8月】という月を元気に健康に楽しく過ごしてほしいと思います。
1年の保育園シリーズもこれで3分の2が終わりました。
次回は「9月」の保育園です。
「9月」になるとまた保育園はぐっと慌ただしくなりますね。
よかったらまた見てください!
他の月の保育園についてはこちらからどうぞ!
それではまた明日!