どうもー、ゆきかざです!
私は現役の保育士として、毎日保育園で働いています。
子どもたちと歌を歌うがの好きで、ピアノも下手くそですががんばって弾いています。
ピアノを弾く上で必要になるものはなにか、それは楽譜です!
楽譜がなければまずピアノは弾けません(笑)
保育士にとって保育園で使う楽譜を選ぶのはかなり難しいです。
なぜなら保育に関する楽譜本は数多く出版されているからです。
保育士の方でピアノが苦手という人も多くいると思います。
しかし、仕事上ピアノを弾かなければいけない場面もあります。
その時に自分のレベルに合っていない楽譜を選んでしまうと、かなり苦労します。
そこで現役保育士で保育の楽譜マニア(笑)の私が、ピアノ初心者の方や苦手な方へおすすめの楽譜を紹介します。
合わせて新たに保育園にデビューする【新卒】【新人】の先生におすすめの楽譜も紹介します。
楽譜選びで迷っている方の参考になれば嬉しいです!
Contents
実際に持っている楽譜本の紹介
私が実際に持っている楽譜の一部はこんな様子です。
以前、楽譜記事を書いた時より少し増えましたね(笑)
実際に使用して弾いてみた上での紹介なので間違いありません!(多分(笑))
ちなみに楽譜を使用して演奏した動画を「YouTube」に投稿したりしていますので、よかったらそちらも見てください。
保育の楽譜を選ぶのが難しい理由は?実際に弾いてみないと分からない
保育の楽譜本を選ぶのはなぜ難しいのか?
最初にも書きましたが「たくさん出版されている」ことが挙げられます。
本屋に行って保育コーナーに行くと、たくさんの楽譜本が置いてあります。
ただ、パラパラ見てもどれが自分に合っているのかを判断するのは難しいです。
ピアノを持ち込んで実際に弾いてみるわけにもいきませんしね(笑)
どの楽譜本も「かんたん」ということを押し出している
そして、頭を悩ませるポイントはどの楽譜本にも
・「かんたんに弾ける」
・「やさしく弾ける」
・「苦手な人も弾ける」
・「キレイに弾ける」
これらの言葉が踊っています(笑)
ただ実際に使用して弾いた私の感想としては、楽譜本によっては相当難易度に差があります。
出版社によって「初心者」「苦手」の対象としているレベルの人が違うからだと思います。
この点は実際に弾いた私がしっかり判断しますのでお任せください!
楽譜本に入っている曲数が多いので、どれを選んでよいのか分からない
これは「新卒」や「新人」の先生に多い悩みかと思います。
基本的に楽譜本には100曲以上は載っています。
ある程度経験がある先生だと、保育園でよく歌われる曲や行事で歌える曲などは分かります。
しかし、まだまだ経験年数の短い先生はその部分を把握するのが難しいです。
一応は10年以上保育園で働き子どもたちと歌ってきた私が、この楽譜を押さえておけば必要な曲は入っているというものを紹介させていただきます!
ピアノ初心者・苦手な方におすすめの楽譜
最初にピアノ初心者・苦手な方におすすめの保育の楽譜本を紹介します。
ピアノ初心者・苦手な方が楽譜本を選ぶ時のポイントは
「楽譜が簡単かどうか!?」
もうこれだけです(笑)
ピアノが苦手な人が練習したり、楽譜を選ぶのはかなり時間がかかりますしストレスです・・・
ですので、そういう方はおもいっきり簡単なものを選べばOKです。
そこで私がおすすめするのは以下の楽譜本になります。
やさしく弾ける! 保育のピアノ伴奏 簡単アレンジ・園生活・行事・季節・人気のうた163
私が持っている楽譜本の中では1番簡単に編曲されていて、ピアノ初心者の方や苦手な方でも弾きやすいです。
音符はほとんどが単音なので、和音で弾くのが苦手な方にもおすすめです。
音階もしっかり赤字で書かれているので、楽譜を読むのが苦手でも大丈夫です。
曲数も163曲ありカテゴリーも「ハ長調で弾く定番のうた」「園生活のうた」「行事のうた」「季節のうた」「人気のうた」と保育園で必要な曲は揃っています。
また、所々曲に合わせた手あそびやリズムあそびがイラストつきで載っているのも保育で使えるのでとてもありがたいです。
強いて短所を挙げるなら色合い的に少し楽譜が見づらい点ですが、ほとんど気にはならないレベルだと思います。
ピアノ初心者・苦手な方にはおすすめの1冊です!
いちばんやさしいピアノ伴奏 こどものうた131
タイトルに「いちばんやさしい」と自信を持って書かれています(どの楽譜にも書かれていますが(笑))
正直なところは難易度でいえば先ほどの楽譜本の方が簡単かなという気がします。
ただ、こちらも同じくらいに簡単に編曲されているのでピアノが苦手な方にも十分におすすめ出来ます。
基本的に「毎月のうた」に着目して作られているので、この1冊を見ていけば1年間歌う歌には困らないでしょう。
もちろん「毎月のうた」の中に行事で歌えるものも入っていますし、乳児向け・幼児向けといった説明もしてくれています。
また「発表会&卒園ソング」のカテゴリーもあります。
ちなみに監修は「エビカニクス」でおなじみの「ケロポンズ」さんです。
【新卒】【新人】の保育士におすすめの楽譜本
これから保育園で新しく働き始める、またはすでに1年目、2年目で働いている人もいるでしょう。
もうすでに楽譜本は持っているかもしれませんし、学校で使ったものをそのまま保育園でも使っているかもしれません。
保育士になった以上、1冊はピアノの楽譜本は持っておくといいと思います。
1冊持っていれば安心出来ますし、自分の資産になります。
なにかあるたびに先輩方に「楽譜貸してください」とはちょっと言いづらいですしね(笑)
【新卒】【新人】の方が楽譜本を選ぶ時のポイントは
・保育園で使える曲がたくさん入っているか?
この部分です。
曲数がたくさん入っていても、保育園で実際に歌えない曲がいっぱいでは意味がありません。
では実際に保育園で使える曲というのはどういうものかというと
・毎月のうた(季節のうた)
・行事のうた(発表会や卒園式を含む)
・園生活のうた
・幅広い年齢に対応できるうた(乳児から幼児まで)
こういった曲が挙げられます。
そして、この多種なジャンルの歌が1冊に収まっていれば完璧です。
何冊も揃えられれば別に自分の弾きたい曲を見つける度に楽譜本を買えばよいと思います。
しかし楽譜本はけっこう高く、1冊1500円は超えてきます。
まずは「1冊これさえ持っていれば大丈夫!」というものを抑えておきましょう。
保カリBOOKS(28)園の先生厳選! カンタンキレイなピアノ伴奏譜 保育のうた155
特に指定はなく「私が持っている中でどの楽譜が1番おすすめ?」と聞かれた時に、答えるのはこの楽譜本です。
当ブログ経由で購入されているのもこの楽譜本が1番多いです(余談ですが)
カテゴリーは「園生活のうた」「季節・行事のうた」「定番・人気のうた」とあり、曲数も155曲とバッチリ揃っています。
上記に挙げた保育園で必要とされる曲は網羅されているといっても過言ではありません。
なにより私が好きなのは楽譜の見やすさです。
保育園でピアノを弾いていると子どもの方に目をやったり弾き歌いをしたり、色々なところに視点がいきます。
その時に「パッと楽譜を見て見やすい」というのは本当に重要な部分です。
楽譜全体の色合い、文字や音符の大きさ・太さなど私の主観ですがとても見やすいです。
見やすいということは=弾きやすいということに繋がります。
楽譜の難易度でいえば先ほど紹介した2冊に比べると少し高めです。
ただものすごく難しいわけではありません。
若い内から練習すればピアノは必ず上達出来るので、これくらいの楽譜を練習していくと自然とスキルも身に付いていきます。
心からおすすめできる1冊です。
これなら弾ける!保育のうたピアノ伴奏160
曲の充実さでいえばこの楽譜本が私の持っている中では1番です。
カテゴリーは「初心者向きの曲」「行事のうた」「あそびうた」「季節のうた」「生活のうた」「人気のうた」とかなり幅広く揃っています。
160曲と曲数も多く、その全てが保育園で使える名曲揃いと言えます。
保育園で使う楽譜本としてはこの1冊を持っていれば十分です。
ただ、問題点もあります。
それは「楽譜の難易度が高い」という所です。
多くの曲で和音が出てきますし、編曲も他の楽譜本と比べれば難しくなっています。
ですので、ある程度ピアノに自信がある方に合っていると思います。
難しいということは弾けると「曲が映える」ということです。
曲が映えると周りからも一目置かれますし、発表会などの行事でも盛り上がります。
良い練習にもなるので、自然とピアノのスキルも高まります。
ピアノに自信のある方や、練習して上手くなっていきたい人へおすすめの1冊です!
楽譜本選びに悩む時間が解消され、時間を有意義に使えるようになってほしい
今回はピアノ初心者・苦手な方や「新卒」「新人」保育士さんにおすすめの楽譜本を紹介させていただきました。
ピアノが得意でなかったり、保育士経験が浅い内は保育園でピアノと関わることはかなりのストレスになります。
悩んだり考えたり練習したり、それだけで時間がどんどん過ぎていってしまいます。
でも保育士の仕事ってピアノだけではないですよね。
他にもやることは山ほどあります。
この記事を読んでくれた方が自分に合った楽譜本を選ぶことが出来て、少しでもピアノに関する悩みが軽減され、時間を有意義に使えるようになれば嬉しいです。
また自分に合った楽譜でピアノを弾いていたら、いつしかピアノを弾くこと自体が楽しくなった。
そんな風になってもらえたら嬉しいです。
最後に1つだけ伝えたいのは保育園でピアノを弾くということの理由は子どものためというのが1番です。
上手に弾けようが失敗しようが、どんな形でも子どもが楽しく歌えたらそれでいいのです。
私もまだまだ練習中ですので一緒に頑張りましょう!
それではまた明日!