どうもー、ゆきかざです!
今日は少し変わった視点で保育士の仕事について書きたいと思います。
それは「保育士とトイレ」についての関係です。
「なんだそれ!」と思われるかもしれませんが、けっこう真面目な話です(笑)
保育士の職業病に関わる話ですので、ぜひ見てください!
Contents
保育士の職業病の1つである【膀胱炎】
保育士の職業病で1番有名なのは?
保育士には職業病があります。
1番有名なのは「腰痛(椎間板ヘルニア)」です。
子どもの抱っこやおんぶが続いたり、急に後ろから飛び乗られたりで腰を悪くしてしまう人が多いです。
実際に私も腰痛持ちであります。
女性の多い保育士の職業病である【膀胱炎】
腰痛以外に保育士の職業病と言われているのが【膀胱炎】です。
【膀胱炎】になる要因を調べてみると
・ストレス
・冷え
・トイレの我慢
以上のことが挙げられていました。
ちなみに男性より女性の方が【膀胱炎】になりやすいです。
保育士は男性より女性の方が圧倒的に多いので必然的に【膀胱炎】になる保育士が多いのだと考えられます。
以上に挙げた要因は保育士にとって大きくあてはまります。
ストレスのかからない仕事はないと思いますが、保育士も人間関係が上手くいかなかったり、仕事に追われているとかなりのストレスがかかります。
冷えという部分では冬など寒い日でも子どもと一緒に外に出てあそんだり、散歩に行くことがしょっちゅうあります。
ずっと暖房の効いた部屋で過ごすことは出来ず、体の冷える状況はよくあります。
そして、今回特に私が取り上げたいのは保育士の「トイレの我慢」についての話です。
保育士はトイレに仕事中もトイレに行くことが出来ない!?
「保育士は仕事中にトイレに行くことが出来ないの?」
そう友だちに聞かれることも多いです。
これは「YES」とも言えるし「NO」とも言えます。
はっきりしろと言う話ですが(笑)
その時々の状況によりますが「トイレに行きたくてもすぐには行けないことが多い」というのが私の経験からの答えになります。
トイレに行きたいと思っても、保育中であればまず子どもから目を離すということが出来ません。
幼児クラスであれば担任1人でたくさんの人数の子どもを見ていることがあります。
その中で「トイレに行きたいからいってきまーす」なんて出来ないですよね。
もし目を離した時になにか起きてしまったら・・・そう考えただけで怖いです。
複数の保育者で子どもを見ている時でも、各自が役割を持って動いています。
今の保育園事情ではほとんどの所が人手不足であり、最低限の人数で保育をしていることも多いでしょう。
そういった状況の中、1人が欠けるだけで事故が起きることも考えられます。
そう考えると保育中に「トイレに行きたいから行く」ということが出来ないわけです。
それが「トイレの我慢」となり、最悪の場合【膀胱炎】などの病気に繋がってしまいます。
保育園のトイレ事情が保育士がトイレに行きづらい状況を作っている
トイレに行けない状況は仕事を抜けられないからということだけで起きるわけではありません。
保育園におけるトイレの造りなど施設面(ハード面)によるものも大きいと思います。
一般的に保育園のトイレは充実していません。
普通の会社のように男性、女性と分かれていて個室が何個もあるということはありません。
保育園のトイレのパターンは以下が考えられます。
1、トイレが完全に個室である
これは非常に恵まれた保育園のトイレです。
私が出来たばかりのピカピカの保育園で働いた時はこんなトイレでした。
子ども用トイレとも場所が区切られていて大人1人だけの空間である。
こんなトイレであれば仕事中でも行きやすいかなと思います。
2、大人用トイレが子ども用トイレと同じ空間にある
このパターンがけっこう多いと思います。
子どもが使うトイレと同じ空間に大人用が用意されているというものです。
この場合はけっこうトイレに行きづらいです。
子どもがワイワイ出入りする中で、トイレに行くと子どもはたいていいじってきます(笑)
「〇〇せんせい、トイレにいるよー!」とか言われるとけっこう恥ずかしいです。
小学生の頃にトイレに行けなかった感覚に近いです(笑)
もちろんもういい大人なので行きたかったら行くし、子どもにも「せんせいもトイレー!」と言って笑って行けるのですが、トイレに入っている状況で他の職員が近くにいるということも多いです。
そんな中で用を足すってちょっと恥ずかしいですよね。
このような精神的な要因も保育園でトイレに行きづらい理由となります。
3、職員数に対してトイレの数が圧倒的に少ない
保育園の規模にもよりますが、保育園の中に大人用トイレはあっても1つか2つというところではないでしょうか。
職員数が20人以上いるような施設でも、トイレがその数しかなければやっぱり足りないですよね。
なんとか仕事中に抜ける時間を作ってトイレに行ったのに誰かが入っているという状況は少なくありません。
その場で待っていても、誰かと入れ替わりでトイレに入るのってなんか気まずいじゃないですか(笑)
特に私は男性なので気を遣います(相手がイヤだろうなと思うので)
だから1回戻ってなんとか時間を作ってまた行くと、今度は違う人が入ってたりします(笑)
こうしてトイレの我慢が長引いてしまうのですね。
保育園で「保育士がトイレに行けない、行きづらい」という状況は保育園におけるトイレの施設面(ハード面)によるものも要因があるのです。
保育士がトイレに行くためには?【膀胱炎にならないために】
では保育園で「トイレを我慢」しないためのポイントを紹介します。
1、他の職員に声をかけ、子どもを見てもらう
保育中にトイレに行きたくなった場合は、勝手に保育を抜けては行けません。
自分が抜けても大丈夫な状況を確認してからトイレに行くようにしましょう。
もし1人で見ていたり、自分が抜けることで職員数が不足する場合は他のクラスや事務所に声をかけ代わりに保育に入ってもらってからトイレに行きましょう。
2、トイレに行ける時間に行っておく
保育中にはトイレに行きづらいので「行ける時間にあらかじめ行っておく」ということが大切です。
出勤前の時間や休憩中などに済ませておくと安心出来ます。
子どもの昼寝の時間も行きやすいかと思います(自分1人しかいない場合は必ず他の職員に代わりに見てもらうようにしましょう)
3、利尿作用の多い飲み物を避ける
飲み物によって利尿作用の多い飲み物があります。
例としては
・コーヒー
・ココア
・緑茶
・紅茶
・牛乳
これらのものは利尿作用が多い、つまりトイレに行きたくなりやすいので「トイレの近さ」が気になる人は避けた方が良いと思います。
ただここで1つ気をつけてほしいことがあります。
・トイレに行きたくならないように水分を摂らないのはNG!
トイレに行きづらいからと水分を摂らないのはやめましょう。
夏場であれば当然、熱中症のリスクが高まります。
冬は特にトイレが近くなるので、水分を摂ることを避けがちです。
しかし冬でも乾燥からくる脱水症状、水分不足による体調不良は起こります。
冬でもしっかりと水分を摂りましょう。
その場合は先ほどと逆転の発想で「利尿作用の少ない飲み物」を飲むと安心できます。
おすすめなのは
・水
・麦茶
この2つは利尿作用が少ない飲み物なので、トイレが近い人や不安な人におすすめです。
夏でも冬でもしっかり水分を摂って、体調を整えて保育しましょう。
トイレを我慢することで起きる病気は【膀胱炎】だけではない。もっと怖いのは【尿路結石】!
今回は保育士とトイレという少し変わった視点で考え、書きました。
私は男性ということで幸いにも【膀胱炎】はなりづらく、かかったことはまだありません。
しかし、もっと恐ろしい病気になりました。
それが【尿路結石(尿管結石)】です。
【尿路結石】の予防で大切なのはたくさん水分を摂り、たくさん排尿することです。
しかし、今回の記事で挙げたように保育士は仕事中にトイレに行くということが難しいです。
そのため【尿路結石】になってしまいました(もちろん食生活などその他の要因も考えられますが)
本当に地獄の日々でした・・・(笑)
保育士以外のどの仕事でも仕事中に自由にトイレに行くということはなかなか難しいのかと思います。
しかし、そのことで自分が病気になる可能性もあるということは頭の中に入れておかなければなりません。
「保育士は仕事中にトイレに行けない」
その噂を聞いて、保育士志望の方は不安を抱えているかもしれません。
仕事中にトイレに行けないのなら、保育士になるのをやめよう・・・
そんなに思いつめなくても大丈夫です(笑)
しっかり、ポイントを抑えれば仕事中でもちゃんとトイレに行けます!
「トイレを我慢」することで発症しやすい【膀胱炎】や【尿路結石】を避けるためにも、今回挙げた「トイレに行きやすくなるポイント」や「トイレに行く回数を減らすポイント」が参考になれば嬉しく思います。
そして、健康な体で子どもたちと楽しく過ごしていきましょう!
それではまた明日!
こんにちは。
ランキングから来ましたミラです。
保育士の友人にも聞いたことがあります。
大変責任のあるお仕事ですね。
自分で上手にコントロールするしかないですね。尊敬します。
見ていただきありがとうございます!
どの仕事でもなかなか仕事中に自由にということは難しいですよね。
尊敬なんてとんでもないですー、コントロールできないことも多いですから(笑)