どうもー、ゆきかざです!
今日は保育園で歌う曲の中で私が1番好きな歌を紹介したいと思います。
その曲は「世界がひとつになるまで」です。
忍たま乱太郎のエンディングテーマで使われていたので、それで知っている方もいるかもしれません。
アイドルグループが歌ったことでも有名ですね。
Contents
「世界がひとつになるまで」の好きなところ
もうこの曲の全てが好きです。
好きなところを語り出したら、止まりません(笑)
歌詞から感じる温かみ、友だちとのつながりの素晴らしさ、未来への希望を感じられる歌詞、最初から最後まで美しいメロディー。
保育園で子どもたちに、保育士さんに歌ってほしい曲の1つです。
歌うのにおすすめな年齢
歌うのにおすすめな年齢:5歳(3歳~4歳でも可能)
この曲は5歳児クラス(年長)で歌ってほしいです。
年長になるとこの歌の歌詞の感動的なところを理解して歌うことが出来るようになってきます。
卒園が近づけば近づくほど友達との別れが身近になり、歌詞がより心に染みてきます。
歌声にはこれまでの保育園生活が乗り移ります。
これまでの楽しかったことや悲しかったこと、全ての経験が歌声に乗ることでより感動的な歌に仕上がります。
ただ、メロディー自体は難しいものではないので、サビを歌う程度なら3歳・4歳でも可能です。
ただ3番まで続く長い歌詞を覚えて歌いきるのは難しいです。
やはり5歳児クラスで歌うのが適当かと思います。
歌うのにおすすめな月・季節
歌うのにおすすめな季節・月:通年(発表会や卒園式が特におすすめ!)
私は2回受け持った年長の時に発表会と卒園式でそれぞれ歌いました。
どちらにしても感動することは間違いありません。
保護者も他の職員もみんな泣いていました(笑)
卒園式や発表会で歌う曲に迷っていたら、この曲をおすすめします。
ピアノで弾くときのポイント
・イントロは美しいメロディーを活かして優しく入りましょう。
・間奏までは強く激しくなりすぎないように。
・間奏は演奏者の見せ場として雄大に。
・後半のサビを3回繰り返していくところで徐々に盛り上げていきましょう。
・転調する最後のサビで盛り上がりをピークにもっていきましょう。
・後奏は余韻を残しながら強く優しく弾きましょう。
・最後はテンポを落として、感動的に終わりましょう。
・子どもたちとの思い出を思い出しながら弾きましょう。
美しいメロディーを大切にしましょう。
普通に弾くだけで美しいメロディーが曲を感動的にしてくれます。
メロディーを1音、1音大切に弾きましょう。
前奏、後奏の部分は16分音符の所で焦りやすいですが、ゆっくり弾いても大丈夫ですので、音が途切れないように弾きましょう。
前半は優しく入りましょう。
前奏から間奏までは大きな音で歌ったり弾いたりするのではなく、優しく心を込めて歌えるように弾きましょう。
間奏は雄大に感動的に。
私がこの楽譜の中で特に好きなのは間奏の部分です。
前奏・間奏・後奏の部分は演奏者がアピールしても良い場面です(笑)
間奏は特に気持ちを込めて、雄大さを意識して弾くと曲に強弱の抑揚が生まれ、より感動的になります。
間奏のメロディーは1回目より2回目の繰り返しを大きく弾くのがポイントです。
最後のサビを3回繰り返すところで盛り上がりを最高潮に。
間奏が終わったところからサビの繰り返しが3回あります。
ここでも1回目から2回目、2回目から3回目と次第に強く大きくなることで、曲がさらに感動的になります。
ピアノも歌に合わせて徐々に大きくなるよう意識して弾きましょう。
最後のサビは転調するので、よく練習しましょう。
最後のサビは転調します。
それによりまた感動さが増すのですが、ピアノを弾く側としては難しくなるので大変です。
♯など黒鍵の位置を気にしながら何回も練習しましょう。
最後はテンポを落とし、感動的に終わりましょう。
後奏も前奏の部分とは転調している分、音階が変わりますので落ち着いて弾きましょう。
ここまで来れば発表会・卒園式では周りはもうみんな泣いています(笑)
最後は自分の見せ場としてゆっくり、強く、感動的に弾き終わりましょう。
子どもとのこれまでを振り返って弾きましょう。
大切なのは演奏者自身が心を込めて弾くことです。
担任していたクラスであるならば、言わずとも思いが溢れてくると思います。
その思いをピアノに鍵盤に乗せて弾きましょう。
無機質に弾くよりも、ずっと感動的に響くはずです。
ピアノで弾くときの注意点
・最初から強くなりすぎないように。
・伴奏の部分ではピアノが主役にならないように。
・感情を込めすぎて先走らないように。
・弾き終わるまでは決して泣かないように。
全体の強弱のバランスを考えないと、大変なことに!?
ポイントのところで、全体的に徐々に大きく盛り上がっていくと良いと書きました。
イントロを強く入ってしまうと、後半に向けてどんどん強くしていくのが大変になります。
最初は優しくゆっくりと入りましょう。
歌の主役は子どもの歌声である。
ピアノが弾けるようになると、どうしてもピアノを主張したくなります。
しかし、あくまで歌の主役は子どもたちの歌声です。
メロディーはあくまで歌の音階を取りやすくするためのものです。
子どもたちの歌声をリード出来るように弾きましょう。
感情が入ると、リズムが速くなりやすくなる。
後半に進むに連れて、盛り上がってくると自分の感情移入もどんどん深くなります。
自然とリズムが速くなりがちですが、速くなると子どもがピアノについてくるのが難しくなります。
せっかくの歌が台無しになってしまうので、感情を込めながらも冷静にリズムを保ちましょう。
弾き終わるまで涙は我慢!!
ネタのような見出しではありますが、これは冗談ではありません。
式や会でピアノを弾いてると、ピアノに集中していても込み上げてくるものがあります。
周りのすすり泣きが聞こえると自分も泣きそうになります。
ピアノに弾くことに集中しましょう。
泣いてしまっては楽譜が見えなくなりますし、まず間違えます(笑)
涙は弾き終わるまで我慢しましょう。
弾き終わったあとはがんばった自分を褒めながら、好きなだけ泣きましょう(笑)
発表会や卒園式でピアノが上手い人に演奏を任せるのはあり!?
発表会や卒園式で担任以外にピアノを弾くことをお願いするのはありか?なしか?
私は別にありだと思います。
子どもに個性があるように、保育者にも個性があります。
それぞれが得意なことを活かして園全体に還元できれば良いと思います。
ピアノが苦手であれば、得意な人にお願いすればいいのです。
それが保育園全体で助け合うということです。
しかし、もし「担任の自分でも弾けるかも、もしくは子どもたちのために弾いてみたい」という気持ちがあるなら、絶対に担任の先生に弾いてほしいです。
なぜなら文中にも書きましたが、ピアノの伴奏には演奏者の気持ちが乗り移るからです。
極端な話でいえば、保育園になんの関係もないピアノのプロに伴奏をお願いすれば技術的には問題ない完璧な伴奏をしてくれるでしょう。
でも、そこには気持ちがありません。
例え間違えたり上手に弾けなかったとしても、子どもたちと長い時間を過ごした担任の先生が心を込めてピアノを弾く方が、ピアノのプロが弾くよりずっと感動的になります。
ピアノを練習する、行事で弾くということは本当に大変なことです。
プレッシャーや緊張が半端ないです。
でも、子どもたちのためにという気持ちがあるなら挑戦してほしいなと思います。
がんばってくださいなんて、上から目線なことは言えません。
私もまだまだ現役の1保育士として日々練習中です。
一緒に頑張っていきましょう!
「世界がひとつになるまで」が載っている楽譜
人気曲で色々な楽譜に載っていますので、いくつか紹介したいと思います。
楽譜によって難易度がだいぶ違いますので、自分のレベルに合わせて気に入ったものを選ぶとよいと思います。
CD付き 思い出に残る卒園ソング・ベスト31 (ナツメ社保育シリーズ)
今回、私がピアノ演奏動画で使用した楽譜です!
卒園ソングを選ぶ時はこの楽譜がおすすめです。
全31曲と曲数も豊富ですし、かんたんアレンジと華やかアレンジの2種類載っているので、自分のレベルに合わせて選ぶことが出来ます。
CDもついているので、聞きながら練習していけるのもポイントです。
ヤマハ ぷりんと楽譜
1曲から購入出来るのと、幅広い演奏スタイル・難易度から選べるのでおすすめです。
クリックすると「世界がひとつになるまで」の検索結果が表示されます。
ピアノ演奏に使っているピアノ
私がピアノ演奏動画で使用している電子ピアノです。
他にも発表会や卒園式で歌える曲はこちら!
それではまた明日!
いい曲ですね。
これも、ゆきかざさんの気持ちがのっているからでしょうか?
ピアノの弾けるレベルなどは自分には分かりませんが、安定の演奏だなぁと聴き入ってしまいました。
>例え間違えたり上手に弾けなかったとしても、子どもたちと長い時間を過ごした担任の先生が心を込めてピアノを弾く方が、ピアノのプロが弾くよりずっと感動的になります。
そうですね。 子どもからみても担任の先生に弾いてもらいたいと思うでしょう。 苦手であっても先生も子どもも一緒に頑張ることで得られることもあると思います。
この曲自体がほんと良い曲ですからねー、ただの子ども用の歌ではないレベルです(笑)
やっぱりそうですよね、だから上手いとか下手ではなく、頑張る気持ちが大切だと思って努力します!