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クレームで学んだ子どもが怪我をした時の傷のケアと心のケアの大切さ

クレームで学んだ子どもが 怪我をした時の「傷のケア」と 「心のケア」の大切さ アイキャッチ

どうもー、ゆきかざです!

今日は私が過去に経験した1つの出来事と、1つのクレームから学んだことを書きたいと思います。

保育園では怪我がよくありますが、その時の対応の判断はとても難しいです。

怪我をした時の子どもにとって必要なケアはなんなのか、それは「傷のケア」と「心のケア」だと私は思います。

保育園で起こった1つの怪我とその対応

1人の子が痛みを訴えてきたことから始まった

昔々、ある日のこと。

1人の子が怪我をしました。

といっても怪我をした現場は見てなくて、あとからその子が痛みを訴えて怪我が発覚しました。

 

子どもも大きくなると怪我をしたその場では我慢して訴えないことがあります。

後になって痛みが出てきて保育者に伝えることもあります。

怪我をした場所を保育者が見ても特に腫れや傷は見当たりませんでした。

そして、次に園内にいた看護師に怪我の様子を見てもらいました。

怪我を確認しての看護師の判断は?

看護師は子どもの怪我の状態を見ながら、子どもの話す痛みや怪我した時の様子をしっかりと聞きました。

その上で

「この状態ならばなにも処置せずに、そのままにしておいた方が治りがよい」

こう判断しました。

園長も看護師の判断に従い、受診もしませんでした。

その子は特にそれからは痛みを訴えることはなく元気に過ごし、降園しました。

 

ただ、次の日にクレームが入ることになります。

翌日になり、怪我をした部位が悪化した

翌日にその子の保護者から連絡がありました。

端的に言うと怪我をした部位が悪化して、受診するということでした。

その時点で保護者は完全にお怒り状態でした。

怒りの理由としては

・怪我をしたのに受診しなかった
・怪我をしたのに処置をしてくれなかった
・それに対する担任や看護師からのしっかりとした説明もなかった

こういったことでした。

 

クレームというと言う方が悪いという風に聞こえますが、この保護者の訴えることはなにも間違っておらず、最もなことです。

ですのでクレームではなく、意見と言った方が正しいかもしれません。(怒り具合やその後の言動、行動はクレーム級でした・・・(笑))

今回の件で学んだこと

この事例で私が言いたいこととか取り上げたいことは

・怪我の現場を見ていない保育士がいけない
・看護師や園長の判断が悪い
・強い口調で文句を言ってくる保護者対応はつらい

こう言ったことではありません。

別に誰を責めたいわけでもありません。

 

先ほど、保護者の怒りの理由を3つ挙げましたがその中でも1番の理由は

・怪我をしたのに処置をしてくれなかった

この部分だったように思います。

 

保護者は怪我をしたのになんの処置もしてくれなかったことに1番怒っていたように記憶しています。

その理由は後から冷静になって、怪我をした子どものその時の気持ちを考えてみると分かる気がしました。

子どもは「傷のケア」と同じくらい「心のケア」を求めている

怪我をした子は我慢はしていたけど、きっと痛かったことと思います。

保育者に伝えて看護師に診てもらって、でも処置はしてもらえませんでした。

看護師としては医療の観点から「治りの良さ」を判断して、そういった対応をしました。

医療の観点でいえばその時点では間違っていなかったのかもしれません(後日、受診するほど悪化したということはここでは考えません)

ただ、保育園では医療の観点だけの対応ではダメなんだとその時に感じました。

 

怪我をした子どもはきっと患部を冷やしてもらったり、湿布を貼ってもらったり、絆創膏を貼ってもらったりを求めていたんだと思います。

怪我をしたことに対して、看護師(保育士)が自分になにかをしてくれた。

それを求めていだのだと思います。

 

「傷のケア」以上に「心のケア」を求めていたのだと思います。

なにか処置をしてもらうことで、安心したかったのだと思います。

 

子どもは小さな怪我でも保育者に大げさに怪我を訴えることがあります。

そんな時に「なに、別にこのくらい大丈夫だよ!」と言われるよりも、その言ってきたことを受け止めて絆創膏1枚貼ってあげるだけで、子どもの表情や心境が全然違うように感じます。

そういった対応が怪我をした時の子どもに対する「心のケア」に繋がるのかなと思います。

 

保護者の立場で考えても「怪我をしたのに保育園は何もしてくれなかった」という事実が残り、怒られたのだと思います。

仮の話ですが受診まではその場で判断出来なくても、なにかしらの処置をしていればきっと保護者はここまでの怒りにはならなかったように思います。

「いたいのいたいのとんでいけ」は実はとても有効な魔法の言葉!?

この事例があって怪我をした時の「心のケア」を考え直してみました。

そこで思ったのは「いたいのいたいのとんでいけ!」って実はものすごい有効ですごい言葉なんだなということです。

子どもが転んだり怪我をしたり、泣いている時に「いたいのいたいのとんでいけ!」ってよく使いますよね。

もう、かれこれずっと昔から使われている言葉です。

保育の現場に限らず、家庭でもまだまだ言われていると思います。

 

転んだ時に即座に「いたいのいたいのとんでいけー!」ってすると、子どもはけっこうすぐに気持ちを切り替えて泣き止んだりします。

保育の現場ですと「じゃあこの痛いの〇〇先生に飛ばしちゃおー」なんて言ってからやると空気を察した〇〇先生が「あー、いたいー。~ちゃんのいたいのとんできたー。」なんてコンビプレーを見せてくれたりします(笑)

そうすると、子どもはもう痛さを忘れて笑ってたりします。

 

怪我をしたところをなにも言わずにただ処置するよりもよっぽど効果的だと思います。

まだ言葉でやり取り出来ないような、小さな子にもしっかり伝わりますしね。

「いたいのいたいのとんでいけ」はもう古い子どもだましの原始的な手法かと思っていましたが、そんなことはないとても有効なものなんだと気付きました。

 

もちろん実際に怪我した場所の「傷のケア」も必ず必要だと思います。

どちらかだけではなく「傷のケア」と「心のケア」の両方をしっかり行うことで子どもの体にも心にも意味があるのかなとこの事例を経験し学びました。

 

それではまた明日!

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