どうもー、ゆきかざです!
保育士として働いたあなた、今日もお疲れさまです。
急に子どもに大泣きされて、どうすればいいか分からずオロオロしてしまった方もいるでしょう。
保護者から言われもないクレームを受けて落ち込んだ方もいるでしょう。
怖い先輩に保育のことで叱られて、隠れて泣いた方もいるかもしれません。
それでも子どもの前ではつらさや悲しさを見せずに笑顔を崩さぬように、必死だったかもしれません。
私もうまくいかないことがしょっちゅうで、凹んだり叱られたり、年下からも注意されることだってあります(笑)
保育士って大変ですよね。
ブログを始めて色々なSNSを見ていると、保育に対する思いとか情報が溢れていて、よく目にします。
高尚な保育関係の方々がレベルの高い保育論を戦わせていたりします。
時々は若い保育士におそいかかるようなコメントを見たりもします。
ただ何の気なしにつぶやいた一言。
例えば「きょうクラスの子と~したら~って言ってくれてたのしかったー。」なんて普通のことです。
その人にとっては今日の保育の中でそのことがきっと嬉しいこと、心に残ったことだったのだと思います。
でもそんなつぶやきですら「あなたのその行動は間違っている」的な批判をする人もいます。
ひとつのことを必死で上げ足を取って、あらを探して非難する人もいます。
私はそんなのを見ると怖くなってしまいます。
もちろん保育士は専門職ですから日々勉強をして技術を高めて、より良い保育を目指していく必要があります。
でも誰もが高度な保育論や保育観を持っていたり戦わせたいわけではないと思います。
誰もがというより色々な保育士さんがいますから年齢や経験も大きく違いますし、まだまだ勉強中な方も多いでしょう。
私もそのうちの1人です。
保育士をしていると本当に色々な能力が必要だなということを実感させられます。
年齢ごとの特性や成長過程、発育・発達について幅広い知識を知っていること。
知っているべき知識はこんなのほんの一部ですよね?
他にも多くのことを知っていることを求められます。
実際に子どもと関わるための技術、ピアノに描画に製作、手あそびや運動あそび。
関わるのは子どもだけではありません、保護者ともうまくやっていく対応力。
保育は1人では出来ないので保育園の他の職員と協力していくこと、コミュニケーション能力も必要です。
書類も多くありますから国語力だって必要だし、パソコンを使うことも多いからパソコンの知識も必要です。
そのために学校で寝る間もなく勉強したり、実習に行ったりしたことでしょう。
試験で資格を取った方も必死に勉強して資格を取られたことと思います。
ただ勉強して頭の中にあるだけでは保育士はやっていけません。
その学んだことを実際に現場でどう活かせるかが勝負になってきます。
全てのことがリアルタイムで行われていますから、考える余裕もありません。
子どもになにかを言われてちょっと待ってって言ってノートを取り出して、答えを探すなんて出来ないですもんね(笑)
そもそも子ども一人ひとりに個性があって、関わり方も違うから絶対に正解な答えもありませんよね。
今はきっとどこも人手不足で余裕なんてないことでしょう。
それでも残業したり、みんなで助け合ったりして子どものために日々がんばっていられることと思います。
それなのに保育のことで批判されたり、非難されたりすると自分のことではなくても悲しい気持ちになります。
もちろん私自身もそういう風に言われたこともあります。
先ほど保育士にはたくさんの能力が求められると書きましたが、そのどれもを完璧に持ち合わせている保育士さんなんていないと思います。
保育士に必要な能力がすべて5段階の5である人がいたならば、その人は保育士になるべくして神に選ばれたスーパー保育士さんだと思います(笑)
そんな人からなら私はどんな言葉でもありがたくいただきたいと思います。
子どもに個性があるように、保育士にも個性があります。
そんな一人ひとりの個性を大事にして、助け合える保育士でいたいです。
より良い保育のために保育とはこうあるべきだと議論を交わしたり、勉強したり学びあうことはもちろん大切なことだと思います。
でもそういったことが苦手でも日々、現場で子どもと関わりがんばっている保育士さんは多くいると思います。
鬼ごっこしたり、ドッジボールしたり、かくれんぼしたり、子どもと一緒に汗だくになってあそんでいます。
私も10年以上保育士をしてきた上で自分なりの保育観だったり、こうでありたいという姿はもちろんあります。
でもそれを声高くして話したり、意見をぶつけあったりすることは苦手です。
高尚な保育観を持つ人と話をしたら、数分で論破されてしまうことでしょう(笑)
でも、せめて自分が関わる子どもは毎日笑顔でいられるように、日々成長していけるように考えているし、これまでやってきたことには自信と誇りを持っています。
たくさんの人の前で大声で自分を主張出来なくても、自分の周りの小さな世界だけでも笑顔に出来るのであれば、それも素敵なことですよね?
私はそう信じています。
最初に挙げたように保育がうまくいかなかったり、誰かに叱られたり、ネットで言われもない批判を受けたりして、保育をイヤになることもあるかもしれません。
立派な考えや保育観がない私は保育士に向いてないんじゃないかと思うかもしれません(私も含めて)
でも、それでもあなたは毎日立派で素敵なことをやっていると思います。
毎日、家族の宝物であるお子様を預かるということ、その子と1日楽しく過ごし、色々な経験をさせてあげたり、成長させることができたり。
そしてお迎えが来た時に笑顔で宝物をお返しする。
それだけですごいことですよね。
私はそんなあなたをすごいと思います。
精いっぱい心から褒めたいと思います。
別に保育士の底辺であるゆきかざにこんなこと言われても嬉しくないかもしれませんが(笑)
別に上から目線で言っているわけではなく、同じように凹んだり、落ち込んだりしている自分自身への励ましやエールだったりもします。
がんばっているあなたはとても素晴らしいです。
毎日すごいことをしています。
これからも一緒にがんばりましょう!
それではまた明日!