どうもー、ゆきかざです!
私は保育士として働いています。
もう早いもので保育士歴も10年を超えました。
そんな私ですが、数年前にマイホームを購入しました。
保育士として働く私がマイホームを買うまでの経緯や、薄給で有名な保育士が「なぜ家を買うことが出来たのか?」を書きます。
ぜひ見てください!
Contents
保育士になると決めた時点でお金や持ち家は諦めていた!?
私はこのブログの最初の記事で「私が保育士になるまで」の経緯を書きました。
自分の将来の仕事を決める時に考えたのは
・お金を稼ぐために仕事をするか
・好きなことを仕事にするか
この2択です。
自分の技量や能力を考えても「お金を稼ぐ」ということは無理だと分かっていたので、私は後者を選びました。
幸運にも学生時代に「保育士になりたい」という目標を決めることが出来ました。
保育士になると決めたその時に諦めたことは「お金を稼ぐこと」と「マイホームを持つこと」です。
今でも保育士といえば「薄給」というのがイメージとしてありますよね!?
実際にその通りだと思います。
その当時は今よりさらに給料は低かったし、その風潮はすごかったと思います。
保育士になりたての私にとって「保育士」が「マイホーム」「持ち家」を希望するなんて、絵空事、夢のようなことだったわけです。
保育士がマイホームを買うまでの流れ
実際に私がマイホームを買うまでの流れを振り返ってみます。
賃貸アパートの3回目の更新が迫ってきた
保育士になりたての私は実家暮らしでしたが、次第に家を出て彼女と同棲しました(もちろん今の奥さん)
賃貸アパートには約6年程住みました。
ずっと同じアパートだったので、更新も2回しましたね。
2DKの家だったので、2人暮らしでも住み心地は良く特に不自由もありませんでした。
そして3回目の更新が迫ってきました。
私的には他のところを探したりするのもめんどくさくて更新する気満々だったのですが、家賃が高いということや、住むごとに条件が変わってきたことに不満も感じていました。
そういうこともあり、奥さんから「ちょっと家の購入を考えてみてはどうか?」と提案がありました。
私は家に関しては保育士になった時のままの心境だったので
「てやんでぇ、家なんか買えるかバカヤロウめ!」という気持ちではありましたが、一応不動産屋に行くことにしました(笑)
本当に冷やかし程度の感覚です。
家を買うために不動産屋を巡った日々
実際に不動産屋に通い始めると、話にどんどん乗せられて購入まであっという間に進んでいきました。
そんな中でも不動産屋を2回変えるなんてこともありました。
信頼できる不動産屋に出会えることは大事だと思います。
そもそも信頼できる不動産屋がいるのかも分かりませんが・・・
家の購入は焦ってはいけないとよく聞きますよね。
実際に不動産屋はこちらを焦らせてきます。
よくあるセリフですが
「他にもこの家を迷っている人いるんですよ」
なんて本当に言われますからね。
「そんな常套手段みたいなセリフに騙されるかよ」と最初は思っています。
しかし実際に「この家に住みたい!」という家に出会うと、そんな囁きで本当に不安になります。
「この家を取られたくない!」そう思うと、購入を焦るようになります。
そんな形で購入を急いでしまった私たちですが、結果的にいい家だったので今は後悔することなく納得しています。
でも、もしこれが欠陥住宅だったり近隣トラブルがあったりしたら、後悔していたかもしれません。
私が言っても説得力はありませんが、家の購入は焦らないように気をつけてください(笑)
家の購入後に思うこと
家の購入はこれまでの経験で似たようなことがなく、想像もつかないような額の買い物です。
精神的な疲れもすごいです。
仕事に余裕がある時に購入することをおすすめします(笑)
私のように年長の担任で卒園式を控えているような時期に同時進行で進めていくようなバカな真似はやめましょう。
家を買う時はめちゃめちゃ勉強します。
でも、購入までの流れはとても早く勉強や情報が追い付きません。
1回経験したので、次に活かせばいいやということも出来ません。
なぜならほとんどの人は家を購入するのが一生に一度だからです。
思い返せばかなりもったいないことしたなということはたくさんあります。
出来る限り事前に勉強しましょう。
1番いいのは詳しい周りの人に相談したり、アドバイスをもらうことです。
私は兄が不動産関係で働いていたので、頼れたのが大きかったです。
一生に一度の大きな買い物を後悔のないようにしてほしいと思います。
保育士が家を買えた理由
保育士になった時に諦めていた「マイホーム」を購入出来たのは、なんでなのかを考えてみました。
1、保育士の給料・収入が昔より上がったから
保育士として10年以上働き、昔に比べて給料や収入が上がったので家を買うことが出来ました。
自分が保育士になった頃の給料は本当に低かったです。
実際に給料が上がったのなんてここ数年のことなので、給料が低かった時期はとても長かったです。
今でも保育士の給与は低いですし、もっと払われるべきだと思います。
世論もここ数年でそんな流れですよね(世論だけで現実にはなっていませんが)
水準として保育士の給料が上がったのは事実だと思います。
今は保育士不足なので、新卒を採用するのに私が働き始めた頃の給料で募集をかけたって誰も来るわけがありません。
そう考えると今の若い子はいいなぁと思います(発言がジジイですね)
もちろん地域による差は多くあると思うし、私よりもっと先輩の保育士さんから言えば私ですらかなり恵まれているんだろうと思います。
少しずつではありますが給料が上がったこと、それが家を買う決断が出来た最大の理由です。
その点に関しては頑張ってきた自分を褒めてあげたいですね。
2、奥さんと共同だったから
自分1人では家を買うことは出来なかったです。
そもそも1人だったら家を買うという発想にもならなかったと思うし(笑)
奥さんと共働きで一緒に考えたからこそ買えたというのも大きな理由です。
同棲していた期間も長く、必要な家電なども揃っていたし引っ越してからの初期費用なども浮かすことが出来ましたからね。
とはいえ結婚式したり車を買ったりで貯金はほとんどなかったので、頭金も0だったし今思い返せばけっこう冒険したなぁと思います。
3、買える範囲の家で考えたから
家というのはめちゃめちゃ高額です。
上を見ればキリがありません。
自分にとって手が届くはずのない家に手を出したら、間違いなく人生は終わります。
ただそんな不安は持たなくても大丈夫です。
不動産屋も銀行も自分たちが損するようなことはしたくないので、払えないような家はおすすめしてきませんし、返せない額を無理矢理貸しつけてくるようなことはありません(多分)
私は不動産屋さんと話をしたり、自分で計算して自分が払える額であろう範囲の家で考え、購入しました。
己を知り尽くすことが「家」を買うためのポイントだと思います。
あと未来の自分に期待しすぎるのはよくないです。
将来はきっと昇進・昇給しているだろうとか、予測で考えると実際にそうならなかった時に生活が辛くなるでしょう。
自分の手の届く範囲で考えたので、私は家を買うことが出来ました(払い終えたとは言ってない)
結局の所、家を買って良かったのか!?
「持ち家」VS「賃貸」というテーマの話はしょっちゅう色々な所で取り上げられています。
私が見る限りでは「持ち家」は「賃貸」に押されているような気がします。
特に経済的な話だと住宅ローンという大きな借金を抱える「持ち家」は不利なようです。
ただ、そういう記事を見てていつも私が感じるのは実際に住んでみての「幸福度」があまり書かれてないなぁということです。
金銭の不安があるにせよ「賃貸」に住んでいた頃と「持ち家」に住んでいる今を比べたら、圧倒的に今の方が幸せです。
・部屋が多い
・トイレが2つある
・心ばかりでも庭がある
・ピアノを大音量で弾いても問題ない
・犬を飼うことが出来る
・犬が吠えても迷惑がかからない
・家でドタバタしても上下に人がいないので問題ない
本当にこれは一例で、挙げればキリがありません。
それくらい圧倒的です。
だからといって周りに「持ち家」を勧めるかと言われれば別です。
あくまで「現時点」での話しか出来ないからです。
もし私が数日後に仕事をクビになったり、なにか不測の事態があったとしたら・・・
そしたら家を買ったことは後悔するかもしれません。
そんな先のことは誰にも分かりません。
私自身も順風満帆にとんとん拍子で家が買えたわけでもなく、購入にあたってつらい思いや絶望感を感じたこともありました。
「マイホーム」のために諦めたものもたくさんありますから。
でも「今」は「マイホーム」を自分なりに努力して買うことが出来、暮らすことが出来ていて幸せです。
この幸せを継続していくために「保育士」としての仕事を頑張っていきます。
そして「保育士」になりたての頃に「マイホーム」を持つことを諦めていた自分には「そんなことなかったぞ」と言ってあげたいですね。
それではまた明日!