仕事(保育)

一般男子大学生が「保育士」になるまで【前編】

どうも、ゆきかざです!

自分が保育士になるまでの道のりをみなさんに知ってもらえたら嬉しいと思い書きました。

私が保育士になろうと思ったきっかけ。

私は高校を卒業して私立大学へ進学しました。

勉強は特別出来るわけでもないけど、出来ないわけでもないくらいの感じでした。

ただ好きなことには集中出来たので、世界史と古典だけは学年でもトップクラスでした。(古典は別に好きでもなかった)

その出来る科目だけを活かして、現役で運良く大学に行けたのだと思っています。

 

大学は社会福祉学を専攻していました。

高校くらいの時から自分はバリバリ営業のように働くよりは、人と関わりを持ちながら、人の役に立てるような仕事が合っているかなと自覚していました。

本当は心理学を学びたかったのですが、心理学は当時は倍率がめちゃめちゃ高かったんですね。

福祉を学んでいくうえでも高齢者や地域福祉など色々な分野がありました。

その中でも自分は児童福祉に興味を持ち、学びました。

ただ大学生活も真面目ということはなく、とりあえず単位が取れればいいやくらいの意欲のない大学生だったと思います。

きっかけになった学童保育のアルバイト。

大学2年生の時にアルバイトを探していました。

大学生はあそびがメインです(笑)しかし、あそぶためにはお金が必要です。

プリン工場でバイトをしていたのですが、夜勤だったしきつかったので辞めて(この経験もいつか書きたい)探していたところに住んでいる自治体の情報誌に学童保育の臨時指導員募集というのを見つけました。

これは児童福祉を学んでいる自分としては大きなチャンスと思い、応募しました。

基本的に指導員さんは年配のおばさんがほとんどで、臨時の指導員に応募する方はさらに年配の方でした。

当時の私のような若い男の募集というのは珍しく、すぐに採用されて働き始めることが出来ました。

実際に現場で働くということは教科書を見たり、講義を受けるよりも遥かに有益なものでした。

 

基本的には小学校1年生~3年生(障碍を持つ子に関しては6年生まで)の子の相手をするのですが、基本的には一緒にあそんでいればOKでした。

一緒に野球をしたりサッカーをしたり、カードゲームをしたりこんなに楽しくてお金ももらえて良いのって気持ちでした。

もちろんつらかったこと、いやだったことがないわけではないですが、それもいずれ書きたいと思います。

 

そうして子どもと実際に関わって働く内に、卒業後も現場で働きたいという気持ちが大きくなってきました。

大学で学んだことを活かせる会社に入るのもいいかもしれないけど、やっぱり現場を知らずにあーだこーだ偉そうなことを上から言う社会人にはなりたくないという気持ちもありました。(書いていてその当時の自分の気持ちを忘れていないか少し凹みました(笑))

現場で働くにはやはり保育士になるしかない、保育士資格を取ろうと決めたました!

しかし、重大なことが起こります。

私の行ってる大学じゃ保育士資格取れない(;一_一)

そうなんです。

私の学校は社会福祉学専攻ではありましたが、保育士を取れるコースはありませんでした。

つまり、ジエンドです(笑)

あ、もう俺はここで終わりなんだ、ブラック企業に就職して一生社畜で終わることを覚悟しました。

まぁ当時はブラック企業とか社畜なんて言葉はなかったと思いますが。

保育士になるためには保育士養成課程で所定の過程を終了する以外に保育士試験に合格すればよい!

しかし調べてみると保育士になるためには保育士養成課程で所定の過程を終了する以外に保育士試験に合格すればよい、ということが分かりました!

ヒャッホー、道は開けました(*^-^*)

保育士試験を受けるための受験資格は私の大学でも取れるということだったので、学童保育のバイトをしつつ、大学はただ卒業を目標に行っていました。

そして、同時進行で保育士試験のための勉強を始めました。

ユーキャンの通信講座に申し込み、学校の勉強そっちのけで勉強していました。

私にとって幸運だったのは保育士試験の筆記科目のうち、「社会福祉」「児童福祉」に関しては学校で学んでいることだったということです。

保育士試験の合格率はかなり低い(;一_一)

受験資格を手に入れた私は大学4年生の時に保育士試験を受験しました。

保育士試験はまず筆記試験を受けます。

8教科10科目あり、その全てで6割以上取らないと次の実技試験に進めません。

その6割というのがかなりきつい・・・1つでも落としたら、その年は終了です。(今は年に2回受けられるようです、当時は年1回の1発勝負でした)

そして、私の結果はというと

 

「小児栄養」1教科だけ落とした・・・

 

残念ながら1つだけ落としてしまいました、その年の小児栄養は本当に難しくて私のように小児栄養だけ落としたという人はけっこういました。

しかし、だからといってどうなることもありません。

そこで私は現実を見て、判断しなければなりません。

保育士を諦めて、普通に就職するか?保育士浪人するか?

ただ、もう私は心に決めていました。

保育士になりたいと!(あ、なんかかっこいい笑)

 

保育士試験は合格した科目に関しては3年間有効というルールがあったので、私はあと2年かけて「小児栄養」に合格すれば実技試験に進めるのです。

ということで私は早々に保育士浪人を決定し、就職活動に勤しむ大学の仲間を「まぁがんばれよ。」くらいのスタンスで応援していました。

ただ、ここで問題となるのは親に対する気持ちです。

 

高い学費を払ってくれてまで大学に入れてくれたのに私は就職もせず、しかも男性は少なくさらに薄給で有名な保育士になる。

こんなことを親が許してくれるであろうか、申し訳ない気持ちでした。

そのことを母に伝えると、特になにも言わず「いいんじゃない。」と言ってくれました。

父はあまり多くを語るタイプではないのでなにも言いませんでしたが、思うことはあっても我慢して認めてくれたのだと思います。

そのことに関しては本当にありがとうという気持ちでいます。

晴れて保育士浪人へ!

こうして私は大学をなんとか卒業し(卒業研究はきつかった)、晴れて保育士浪人時代へと進むのです。

長くなってしまったので、続きはまた次の記事で書きたいと思います。

このままいなくなったら続きは想像してください。笑

続きはこちら!

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それではまた!

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