どうもー、ゆきかざです!
ゆきかざの性格の悪さやあまのじゃくな部分が満載の記事が出来上がりました!
読んでも嫌いにならないでくださいね(笑)
落ち着きのあるクラスを目指して
保育園のクラスを表現する時に
「あのクラスは落ち着いているクラス」
「このクラスは大変なクラス」
こういう表現を園内ですることがあります。
もちろん大変なクラスよりは落ち着いたクラスの方が望ましいので、そこを目指して保育をしています。
落ち着いたクラスの方が保育運営もしやすいし、ケガやトラブルも少ないからです。
ただ、落ち着いたクラスというのは子どもが保育者の言うことを聞いて静かにしていれば良いというものではありません。
当然元気がないクラスとも違います。
子どもから発せられる言葉や気持ちを受け止めて、子どもの自発性や積極性を大切にしていく。
その中で少しずつ保育者の話を聞く、相手の言葉や意見を受け入れる。
こういったことが年齢が大きくなるにつれて出来てくる。
そしてその姿を客観的に見て「落ち着いているクラス」と思われるのが理想です。
乳児クラスの頃から日々の成長を経て立派な姿で小学生になってほしい。
小学校に行った時に困らないように出来ることをたくさん増やしてほしい。
そのために限られた時間の中で子どもの成長を援助していきたい、そう思ってやっています。
「落ち着いているクラス」と言われるのが嫌いな理由
落ち着いたクラスを目指している私ですが、周りから「ゆきかざ先生のクラスは落ち着いてるわよね」と言われたら、ちょっとイラっとします(笑)
完全に矛盾していますね。
なんでかと言うと私が単純にひねくれ者だからです。
「落ち着いている」という安易に放たれた言葉の裏にはどこか「楽」という要素が入っているような気がするんです。
もちろん言った方がそういう気持ちを込めてないことは理解していますが。
あまのじゃくな私はそういう受け取り方をしてしまうんですね。
保育者は落ち着いたクラスを作っていくために日々努力しています。
その努力があって、クラスが落ち着いていくのです。
大変なクラスは保育者もドタバタしており、本当に大変そうに見えます。
落ち着いたクラスの保育者は安定しているように見えます。
でも、決してそういうわけではないと思います。
「落ち着いたクラスだから大丈夫でしょ。」
「落ち着いているからいいわよね。」
落ち着いたクラスを作り上げるための努力や頑張りを見ないで、安易にそう言われるとイラっとくるわけです。
もちろん大変なクラスは大変なクラスにしたくて、クラスを作り上げているわけではありません。
大変なクラスの保育者も必死に努力しています。
それでも子どもの特性だったり、保護者との関わりだったり、クラス担任の相性だったり、保育経験の長さだったり、色々な要素が絡み合って大変なクラスになってしまうこともあります。
そんな中でも保育者は子どもたち一人ひとりをよく見て、より良いクラスにしていこうと努力しているわけです。
だから落ち着いたクラスも大変なクラスもみんな努力しています。
サボったり、仕事に真剣に向き合っていない保育者は除きますが(笑)
保育者だって褒められたい
私のクラスがもし「落ち着いたクラス」であり、周りから「落ち着いたクラス」と思われているなら、その裏にある保育者の努力も見てほしい。
もちろん子どもたちのためにやっているわけで、自分のためにやっているわけではありません。
でも保育者だってたまには褒められたいんです(笑)
保育者は自分のやったことをアピールすることが苦手です。
子どもの成長を自分が手助けした、自分のおかげだという印象を持たれたくないのもあると思います。
なんかイメージ悪いですもんね(笑)
保護者に「~が出来るようになったのは先生のおかげです!」と言われて
「まぁそうでしょうね」
って答えられないですよね(笑)
「いやいや、~ちゃん(くん)が頑張ったからですよ!」って言いますよね。
子どもの頑張りがあってこそというのは、もちろんいつだって絶対事実です。
子どもに出来ることが増えたり、成長することはとても嬉しい。
子どもをたくさん褒めてあげたい。
その様子をお迎えに来た保護者に伝えて、保護者からも子どものことを褒めてあげてほしい。
でも、その中で子どもと一生懸命向き合って頑張っている保育者のことも、たまには認めて褒めてあげてほしい。
だから私は後輩が頑張っている姿を見たら、たくさん褒めてあげられる先輩になりたい。
もちろん相手が同期でも先輩でも。
落ち着いたクラスを作り上げている先生がいたら、その裏に隠されている努力を認めてあげたい。
大変なクラスの先生は日々落ち着かない中でも、必死に子どもと関わりクラスを運営している、そんな頑張りを認めてあげたい。
もし、周りに頑張っている保育者がいたら毎日なんて言わないので、時々褒めてあげてほしいです。
保育者も子どもだけでなくたまには自分のことも褒められたいのです。
以上、保育者の底辺、ゆきかざでした。
それではまた明日!
会社も同じですね。”大変な部署”が大事な仕事をしているかのように思われがちで、”落ち着いた部署”は楽な仕事のように思われる。
まともな会社だったら経営がきちんと見ていますが。
返信が遅くなり申し訳ありません。
落ち着いた部署には落ち着いているように見せる陰の努力がきっとあるのでしょうね。
そういう所を上がしっかり見てくれる会社はきっと良い会社なのでしょうね。