どうもー、ゆきかざです!
タイトルがタイトルなのでさっそく本題に入ります。
男性保育士逮捕のニュースを受けて
今日、ある男性保育士が逮捕されたというニュースを目にしました。
最近は残念ながらこんなタイトルのニュースをよく見る気がします。
大きく報道されることもあれば、そんなにされないこともあるので、私が確認している以上に数は多いのかもしれません。
私は男性保育士です。
男性保育士逮捕というニュースを聞いて正直に思うことは
「男性保育士の印象がまた悪くなり、全くいい迷惑である」
ということです。
保育士が犯した犯罪で保育とは関係ないところで犯した罪、これももちろん大ごとではあります。
しかしどの職業であれ罪を犯す人はいるので、罪を犯した人がたまたま保育士だったということもあります。
なんでそんなことするかなと思うけども、特に強い怒りなどはありません。
ただ、今回の岐阜県多治見市の事件のような保育の中で起こした犯罪というのは絶対に許すことが出来ません。
同じ保育士としてくくられることも恥ずかしい。
そしてなによりも被害を受けた子どものことを考えると胸が痛くてしょうがないです。
逮捕された保育士が普段どんな保育者だったのかは分かりませんが、大好きな保育園に通う中で信頼していた先生に裏切られた。
そんな辛い記憶を抱えて生きていかなければならない、本当に胸が痛みます。
その子の心の痛みが小さいこと、出来る限り早く和らぐことを祈っています。
自分は保育士として堂々と生きていく
さきほど「印象が悪くなる」「いい迷惑である」ということを話しましたが、実際に自分がどれだけ被害を被っているかと考えたらほとんど0です。
別に今回のことがあったから普段の仕事の襟を正そうとか、保護者との関係をしっかり築いていこうなんて思いなおしたりしません。
なぜなら自分は保育士としての守るべきモラルを守り、正々堂々と保育士としての職務を行っていると胸を張って言えるからだと思います。
これは保育士の技量としてはまた別の話です、私はこれからも何回も言いますがたいした保育士ではないので(笑)
自分を美化した意見かもしれませんが、この点に関しては堂々と宣言させていただきます。
そして宣言したことを受け、これからもこの気持ちを忘れず、意識を行動に変えていくように努力していきます。
これまで関わってきた保護者には恵まれていた
私は10年以上保育士をやってきましたが、関わる子どもたち・保護者に対しては本当に恵まれてきたと思います。
もちろん保護者に関しては難しい方もいましたし、世にいうモンスターなんちゃらという方にまで遭遇したこともあります。
しかしそういったことを踏まえてもいい人たちに支えられてきたなと思い、感謝しています。
「娘のおむつ替えをしないでほしい」
「着替えをさせないでほしい」
「クラス担任から外してほしい」
こんな風に言われたことは1度もありません。
良い保護者に恵まれた、また子どもと同様に保護者ともしっかり信頼関係を築けるように、仕事に取り組んでいたことの結果でもあると思っています。
ただ、子どもが毎年度入れ替わるように保護者も毎年度入れ替わります。
どんな保護者の方が入園児の親として保育園と関わるようになるかは分かりません。
これから関わる保護者の中には、相次ぐ最近の男性保育士逮捕のニュースを受けて、良いイメージを持っていない方もいるかもしれません。
そういう意味で男性保育士のイメージが悪くなるということは本当に悪いことしかないので、このような事件は今後起こらないことを祈っています。
もちろん保育園内での事件など言語道断です。
ずっと固い話ばかりだと読んでてもつまらないと思うので、少しはくだらないことも書きます。
もし、仮に私が数か月後に捕まったとします(絶対にない仮の話でも文字にするのはイヤですね)
その時は私の情報として、このブログも見られるのかもしれません。
そして冗談として書いたはずの、狂気的なところだけをピックアップされて「あー、こいつはやっぱりヤバイやつだったんだ。」とされるのでしょう。
極めつけは読者の皆様です。
私が逮捕されたことを受けて、インタビューされたらこう言うのでしょう。
「あー、あの人はいつかやる人だと思っていたよ」と(笑)
もう、ありえない仮定の話はやめましょう。
書いててなんか腹が立ってきたし(笑)
私は私のやるべきことをやっていく
今回の男性保育士逮捕の件で残念ながら男性保育士のイメージはまた悪くなったことでしょう。
そこで私が「男性保育士のイメージ回復のために身を粉にしてがんばるぞ!」なんて思うわけがありません。
男性保育士を背負って働いているわけでもないし、男性保育士という以前に私は保育士ですから。
私がすることは当たり前にやるべき保育士としての職務をこれからも果たしていくこと。
それだけです。
それが結果的に男性保育士のイメージアップに繋がっていくなら嬉しいです。
とはいえもちろん私が頑張ったところで、イメージが上がるのは私に関わってくれている保護者の間だけかもしれません。
でも、それでいいと思っています。
私と関わってくれた子どもや保護者が「ゆきかざという男性保育士がいてくれて良かった、担任を持ってもらえてよかった」そう思っていただけるだけで私は十分です。
大きなことの出来ない私の目標は、「自分の周り」という小さな世界にいる方たちが、自分が関わることで少しでも幸せになってほしい、それだけです。
それではまた明日!
嫌な事件でしたね。
「男性」とつくので、目立ってしまうのも辛い所だと思います。
これで、保護者が一斉に男性保育士は嫌などとは言わないと思いますが、
不安な側面もあると思います。
園自体がそれに取り組むというのもあると思いますが、
>「娘のおむつ替えをしないでほしい」
「着替えをさせないでほしい」
「クラス担任から外してほしい」
こんな風に言われたことは1度もありません。
ゆきかざさんのように、日頃の園児や保護者との接し方で信用を得る
と言うのが、時間はかかりますが、一番ではないかなと思います。
今WINDさんに言われてハッと気付きました。
ニュースで職業を紹介する時に「男性」保育士なんて性別がつくのって保育士くらいですよね。
なにかそこにまだまだ保育士と性別に対する闇が隠れている気がしました。
自分が男性か女性かではなく、1保育士として日頃から子ども・保護者と信頼関係を築いていく、それしかないと思っています。