どうもー、ゆきかざです!
本日も子どもたちと歌いたいピアノ曲を紹介していきます。
今日のテーマは【時間】【時計】です。
子どもも大きくなってくると【時間】や【時計】に興味を持ってきます。
保育者も活動を伝えるのに「長い針がシールに来たらお片付けね」「長い針が2になったらごちそうさましようね」などと【時計】を使った声掛けをしますよね。
【時間】への理解を深めたり、興味を高めるには歌を使うのが1番です。
【時計】【時間】がテーマの保育園で歌えるピアノ曲を今日は紹介します。
この記事が保育園や幼稚園での曲選びの参考になれば嬉しいです!
Contents
6月に【時計】に関する歌が歌われる理由は【時の記念日】
曲を紹介する前に【時計】に関する歌が歌われやすい月を発表します。
それは「6月」です。
私も若い頃は先輩方が「6月」になると月の歌に「とけいのうた」を持ってくる理由が分かりませんでした。
それが最近になってようやく「6月」に【時の記念日】があるからだということを知りました。
ちなみに【時の記念日】は毎年6月10日です。
ただ、保育園で【時の記念日】について説明したり、行事をすることはほとんどありません(笑)
あくまで6月に【時計】の歌が歌われやすい理由の1つなんだと思います。
【時計】【時間】がテーマの保育園で歌いたいピアノ曲2曲
「とけいのうた」の説明
「とけいのうた」は作詞が筒井敬介さん、作曲が村上太朗さんです。
保育園で【時計】の歌といえば、まずこの歌ですね。
子どもに時計を教えるのもいきなり「~時~分」なんて教えませんし、教えなくて大丈夫です。
まずは長い針と短い針があるということを伝えたいですよね。
その点でこの歌はとてもよく出来ていると思います。
楽しくこの歌を歌いながら子どもたちの【時計】【時間】への興味を深めていきましょう。
「とけいのうた」が載っている楽譜本
「とけいのうた」演奏の際、私がピアノ演奏動画で使用した楽譜です!
有名曲ですので、ほぼ全ての楽譜本に載っています。
「大きな古時計」の説明
「大きな古時計」は作詞・作曲がH.C.ワークさんで、訳詞は保富庚午さんです。
元々はアメリカで流行した歌でした。
日本では1960年頃から「みんなのうた」で歌われ始めて、人気の曲となりました。
皆さんの記憶にも新しいと思いますが2002年に平井堅さんにカバーされ、再ブームとなりましたね。
「【時計】に関する曲といえば?」と質問して老若男女問わず答えられるのはこの曲ではないでしょうか?
何回聞いてもグッとくる歌詞で、泣きそうになります(笑)
保育園で歌う場合はあまり暗くなりすぎず、楽しい感じで歌えるといいですね。
その中で【時計】に親しんでいければいいと思います。
「大きな古時計」が載っている楽譜本
今回、私がピアノ演奏動画で使用した楽譜です!
こちらの楽譜本にも載っています!
ピアノ演奏に使っているピアノ
私がピアノ演奏動画で使用している電子ピアノです。
歌うのにおすすめな年齢
歌うのにおすすめな年齢:「とけいのうた」3~5歳
「大きな古時計」5歳
「とけいのうた」は簡単なので3歳から歌えます。
幼児クラスになり、時計に興味を持ち始める頃ですのでぜひ歌ってみてください。
「大きな古時計」は難しいので5歳クラスが合っています。
歌うのにおすすめな月・季節・行事
歌うのにおすすめな時期:「6月」(時の記念日)
歌うのにおすすめな行事:発表会(大きな古時計)
おすすめといえば【時の記念日】がある6月ということになります。
しかし特にそこにはこだわらず、子どもが【時計】に興味を持ちだしたり、保育の中で【時間】の概念を伝えたい時に歌えばいいと思います。
「大きな古時計」は発表会で歌っても感動すると思います!
【時間】を教え込もうとするよりも、楽しく【時間】に興味を持てることを大切に
今回は【時間】【時計】に関する2曲を紹介させていただきました。
どちらも有名曲ですので、知っていた方も多いかもしれません。
最初に書いたように【時間】や【時計】に関して、子どもたちに教えていくのに適した歌だと思います。
私が昔、4歳・5歳の担任になった時は子どもたちになんとか【時間】の概念を教えようと躍起になっていたことがありました。
小学校に行くまでに「~時~分」が分かるようになってほしい、そうした姿で小学校に行ってほしいと思っていました。
でも、実際に小学校の先生に聞くと「1年生の段階でそんなことはちっとも求めていない」ということでした。
長い針が数字のどこにあればいいか分かっていればいいくらいの感じでした。
今ではその時の姿を反省して、無理に【時計】の読み方や【時間】について教えようとはしていません。
大切なのは「子どもが興味を持った時に丁寧に教えてあげること」だとあらためて感じました。
今回紹介した歌も【時間】や【時計】を教えるためではなく、【時間】や【時計】に楽しく親しめるように歌ってほしいなと思います。
それではまた明日!