どうもー、ゆきかざです!
本日は保育園の【七夕】について書きます。
保育園では7月7日に【七夕】を行います。
土日とかと重なってしまうとその前日や前々日になります。
その他の行事と比べるとそこまで大きいものではないですが、夢に溢れる大切な行事です。
【七夕会】の基本的な流れや【七夕】で歌えるピアノ曲も合わせて紹介します!
Contents
保育園の【七夕会】で行うポイント
保育園の【七夕会】で行うこととしては
・【七夕】の由来を伝える
・短冊に願い事を書き、笹の葉に飾る
・織姫、彦星など七夕にちなんだ製作をする(発表する)
・【七夕】に関する歌を歌う
こんなところでしょうか。
行事の担当になるとどうしたらいいかって悩みますよね。
項目ごとに解説していきます。
七夕の由来や意味を子どもたちに分かりやすく伝える
まずは【七夕】の由来や意味をしっかり子どもたちに伝えましょう。
難しい話をしてしまうと子どもたちも「ポカーン」となってしまうので、簡単に分かりやすく伝えることが大切です。
ただ目の前に立って話をするよりは、絵や写真などを用いると効果的ですね。
ペープサートやパネルシアターを出し物として行うのもいいですね。
「織姫」と「彦星」の伝説は子どもたちにとっても馴染みやすく、理解しやすいと思います。
「天の川」についてもそうですね。
行事の担当にならなくても、子どもたちから不意に質問されることもありますので、答えられるようにしっかり頭に入れておきましょう。
短冊に願い事を書き、笹の葉に飾る
こちらは【七夕】の日より前に各クラスや園全体で行います。
保育園に笹(もしくは竹)を設置して、子どもが短冊に願い事を書いて飾ります。
まだ字が書けない子も多いので、親と一緒に考えて書いてもらいます。
親子で子どもの未来を話し合い・想像する、とても良い時間となりますね。
保育者も一緒に書いて飾る園もあると思いますので、素直な気持ちを書きましょう。
でも、あんまりプライベートなことを書きすぎると上から注意される可能性もあります(笑)
ここで書いた願い事を【七夕会】で子どもに発表してもらうのもいいですね。
なんで「笹」や「竹」なのかも一緒に説明してあげましょう。
「笹」や「竹」に短冊を飾る理由
・冬でも緑を保ちまっすぐ育つ生命力にあふれた笹や竹には、昔から不思議な力があると言われていたため。
・神聖な植物ゆえに、そこに神を宿すことができるとも言われていたため。
(その他、諸説あり)
【七夕】にちなんだ製作をして飾る
こちらも【七夕】の日より前に行うことです。
【七夕】にちなんだ製作をして、クラスや園全体に装飾することで【七夕】への期待を高めていきます。
一般的に「織姫」と「彦星」に関する製作が多いです。
短冊を飾った笹の葉に飾りつけとしてつけるのもいいですね。
こちらも【七夕会】でどんな制作をクラスでしたか、各クラスに発表してもらうのもいいと思います。
飾りつけした笹の葉は最後に渡してあげて、家でも【七夕】を家族で楽しんでほしいと思います。
余談ですが、私が小学校の頃は最後に校庭のど真ん中で思いっきり笹を焼いたのを覚えています。
今となっては安全管理や衛生上、出来ないような気がします。
時代は変わりましたね(笑)
【七夕会】で歌う曲は「たなばたさま」を抑えておけばまずOK
【七夕会】では【七夕】にちなんだ歌を歌うことで、会が盛り上がります。
【七夕】にちなんだ歌は数曲あるのですが、基本的には「たなばたさま」を抑えておけば大丈夫でしょう。
おそらく【七夕】の時に歌われる9割以上は「たなばたさま」だと思います。
当たり前すぎる曲で面白みはありませんが、保育士として絶対に頭に入れておきたい1曲です。
「たなばたさま」の説明
「たなばたさま」は作詞が権藤はなよさん、補作詞が林柳波さん、作曲が下総皖一さんです。
昔から【七夕】の時期に歌われ、今でも歌い継がれている有名曲です。
【七夕】を題材にした歌ですから、歌からも【七夕】について学び、親しむことが出来ます。
歌うのにおすすめな年齢
歌うのにおすすめな年齢:全クラス
簡単ですので乳児クラスから歌えると思います。
小さいクラスでは保育者が一緒に歌うことで、【七夕】の雰囲気を味わえるようにしましょう。
歌うのにおすすめな月・季節・行事
歌うのにおすすめな月・季節:6月中旬~7月7日まで(夏)
歌うのにおすすめな行事:七夕会
【七夕】が近付き始める6月中旬くらいから歌い始めるといいでしょう。
7月7日の【七夕】当日まで歌えます。
【七夕】が終わってからも口ずさむ子も多いですが、クラスでは歌うことはなくなります(笑)
行事では【七夕会】の時に歌いましょう。
「たなばたさま」の歌を教える時やピアノで弾くときのポイント
・【七夕】の意味や由来を知り、気持ちを込めて歌えるように教えていきましょう。
・昔の言葉の意味を子どもに分かるように伝えましょう。
・音が高いので、高音を歌う練習になります。
・ピアノはゆっくり優しくなめらかに弾きましょう。
・右手がやや広範囲ですので、指番号を守って弾きましょう。
・曲の難易度としてはそこまで難しくはありません。
「たなばたさま」の歌詞に出てくる言葉の意味
「のきば」・・軒端と書き、軒の先端のこと(屋根の端のこと)
「ごしき」・・五色と書き、五種類の色(青、赤、白、黄、黒(紫)のこと)
「きんぎんすなご」・・金銀砂子・・金銀の箔を粉にして吹き付けたもののこと(星々が光り輝いている様子を表している)
「たなばたさま」が載っている楽譜本
「たなばたさま」は【七夕】で歌われる超有名曲ですので、私の持っている楽譜本全てに載っていました。
楽譜によって長調が違ったり、難易度に差がありますので、自分の弾けそうなものを選びましょう。
園の先生厳選! カンタンキレイなピアノ伴奏譜 保育のうた155
今回、私がピアノ演奏動画で使用した楽譜です!
155曲という曲数が載っており、ボリュームたっぷりです。
季節・行事のうたから定番のうたなど幅広いジャンルの歌が載っています。
難易度は他の楽譜より少し高いですが聴き栄えしますし、良い練習にもなります。
なにより楽譜のページはとても見やすいので、私的にはかなりおすすめの1冊です!
「たなばたさま」は♭1つで編曲されており、聴き映えします。
これなら弾ける!保育のうたピアノ伴奏160 (ナツメ社保育シリーズ)
「ナツメ社」から出版されている本です。
160曲載っているので、最初の1冊として持っておきたい1冊です。
楽譜ページもカラーでとても見やすくおすすめです。
「たなばたさま」は♯1つで編曲されています。
ピアノ演奏に使っているピアノ
私がピアノ演奏動画で使用している電子ピアノです。
【七夕会】で楽しく【七夕】の意味を伝えましょう
今回は保育園の【七夕】について書かせていただきました。
【七夕】は夢に溢れるステキな行事だと思います。
短冊に書かれた願い事を見ると、子どもの気持ちや親の子どもに対する気持ちを知ることが出来ます。
子どもたちの輝かしい未来を楽しみに期待しつつ、一緒にいる子どもたちの今を大事に守らなければいけないと強く思います。
今回の記事がどなたかのためになれば嬉しく思います。
【七夕】で他に歌える曲はこちら!
それではまた明日!