どうもー、ゆきかざです!
今日はペットについての話です。
かなり怒りに満ちているので、私らしくない記事かもしれません。
Contents
基本的に私は温厚な人間だと思う
自分で言うのもなんですが、基本的に私は温厚な人間だと思います。
おもいっきり怒ることもないし、キレたなんて記憶もありません。
ただ年を重ねるごとにイライラしやすくなったなというのは感じることもあります。
そんな私がですが先日珍しく腹を立てたことがありました。
ある男の発言で頭が真っ白になった
ある日のこと。
研修に参加していた私はどのような角度で寝ればバレないか、心を無にすることで時間が早く経てばいいな、そんな風に思いながら真面目に研修を受けていました。
講師の先生(かなり強気な男の先生)が話をしていて、その内容自体は興味深くタメになるものでした(事件が起きるまでは)
ノートを取りながらちゃんと聞いていたのですが、急に講師(もう講師とも呼びたくないので、今後は男)がこんなことを言いだしました。
「俺、最近あの言葉嫌いなんだよな!」
「あのペットロスって言葉!」
「あんな状態になる意味がわからないよ!」
この言葉を聞いた私は一瞬意味が分かりませんでした。
続けてその理由を聞いていると
「ペットなんてさ!自分より先に死ぬに決まってるじゃん!」
「飼った時点でそんなこと分かってるんだから、死んだあとにそんな状態になったらおかしいんだよ!」
「ちゃんと心構えが出来ていないからそんなことになるんだよ!」
「それが出来ないならペットなんて飼うな!」
途中から私の頭は真っ白になっていたので、一字一句の言葉がこの通りかは分かりません。
ただ内容としてはこの通りだったと思います。
ペットを飼うということは命に対して最後まで責任を持つということ
この言葉を発するということの意味が分からず、私は意識朦朧状態でした。
こんな発想になることが私には理解できなかった。
この男がペットを飼ったことがあるのかないのかは私には分かりません。
ただ飼ったことがなくても、生き物を愛する気持ちがあればこんな発言は出ないのではと思います。
ペットを飼うということはその命に対して最後まで責任を持つということだと思います。
人間とペットの寿命を比べればペットの方が先に死んでしまうということは分かっています。
当然分かっている上で飼っています。
そのペットと何年一緒にいられるかは分かりません。
もし犬だとして、寿命を全うすれば10年以上になります。
10年以上一緒にいるということは飼い主にとっても、ペットにとっても長い長いかけがえのない時間です。
そこには色々な思い出が詰まっています。
そんなかけがえのない時間を共に過ごし、ありったけの愛情を持って接していたペットが亡くなったことに対して「喪失感を感じるのはおかしい」とか「死ぬのは当たり前だと分かっているんだから悲しむな」とか意味が分からなかった。
「ペットロスがありえないなんてふざけるな!」
心からそう思い腹が立ったし、怒りが溢れました。
実際に愛犬を亡くした時の気持ち
私は今も犬を2匹飼っていますが、以前実家にいた時も犬を飼っていました。
その犬は私が小学生の頃に家に迎え社会人になるまで約15年以上生き、虹の橋を渡っていきました。
亡くなる前に元気がなくなっていく様子を見て、毎日泣いていたし本当に辛かったのを覚えています。
でも家に迎えた以上、どんなに辛くても最期まで見届けるのが家族の責任だと思うし、それがペットにとっても幸せな最期なんだと私は思っています。
だから辛かったけど、最期まで見届けることが出来て良かったと思っています。
当然亡くなったあとは喪失感がすごく、家族全員が当分は立ち直れませんでした。
でも、それが人間としての当たり前の感情だと思います。
今飼っている犬はまだ若いですが、いつかは私より先に亡くなるでしょう。
その時は私は必ず泣くし、いなくなった喪失感を感じずにはいられないでしょう。
その男は他にもこんなことを言っていました。
「人間だっていつ死ぬかは分からない」
「だから準備や心構えをしておけ」
私はこう言いたくなりました。
「あなたにも愛する家族がいるのでしょう。もし明日その人が亡くなっても人間はいつか死ぬものだからと悲しまないことが出来ますか?」と。
まぁそんな物言いをする男でしたから、私がこう言ったところで人間と動物は違うとか言い訳つけて逃げるのでしょう。
めんどくさいことになるのも嫌だったし、そもそも悲しみの気持ちが強すぎてその場で発言することは出来ませんでした。
自分の発言に責任を持ち、相手を思いやれる人になれるように
自分の考えに自信をもって話すことは大切だと思います。
講師という立場ならなおさらだと思います、自信のない話など聞いていても参考にはならないので。
しかし、自分の考えを当たり前のように人に押し付けることは違うと思います。
1つ1つの物事に対して色々な考えを持つ人がいます。
そのことに対して盲目になってしまっては信頼できる人間にはなれないと思います。
私はもうその男の話すことはなにも耳に入りませんでした。
早く帰りたくて仕方がない、そう思っていました。
1つのことがきっかけで信頼を失うこともある、そう学びなおせたことだけが収穫でした。
私は自分の発言に責任を持って、人と関われる人間になりたいと思います。
大好きな家族が亡くなった時にペットロスになれる人間でいたい
「ペットロスがありえないなんてふざけるな!」
そのことだけはどんなに弱気な私でも声を大にして言いたいと思います。
ペットを家族と捉えるかは人それぞれだと思います。
我が家では家族です、子どもがいない夫婦なのでなおさらです。
いつか飼っている愛犬が虹の橋を渡る時が来るまで、愛情を持ってかけがえのない時間を一緒に過ごしたいと思います。
もし亡くなってしまったら一緒に過ごした時間を思い出し、悲しみでいっぱいになり、たくさん泣いて、そのあともずっと立ち直れない、そんな人間でいたいと思います。
それではまた明日!
この講師いや、おっちゃんの言葉は許せないものですね。
聞いていた殆どの人がそう思っていたのではないでしょうか?
まだ、親は順番で行けば子より早く亡くなる。子が親を送るのは
悲しいが多くの人が経験する。 しかし、その逆は、とても悲しいものだ
みないな話ならあれですが・・・。
どういう脈略でそんな話になったのやらですね。
自分も小学生の時に犬を飼ってもらい(喘息だったのでペットは諦めていました)
10数年一緒に過ごしましたが、喪失感は大きかったです。
今は、おひとりさまがペットを飼われるのが多いですから、失った時に悲しみは
容易に想像できるものと思います。
ペットは単なる愛玩動物から家族に役割が変化しているのではないかなと。
こういった事を平気で非難するしかも、個人的ならともかく公の場で。
ゆきかざさんが講師と呼びたくない気持ち分かります。
周りを見渡しても分からなかったですが、内心同じように思っていた方もいると信じてます!
高齢の世帯などではペットの役割が大きくなっていますよね、飼い主が亡くなったあとのお世話の問題なども増えてはいますが(^_^;)
ペットを心の拠り所にしている人が多い中で、そんな発言を堂々とする、そんな人を講師とはもう思えませんでした!
私は完全にペットロスになっています。
そんな酷い事をいう人もいるんですね。
よくそういう事が言えますね。
怒ってくださって有難うございます。
気持ちを理解していただける人がいるだけでも嬉しいです。
ブログを見ていただきありがとうございます。
本当にこんな発言をする人がいるということが信じられませんでした。
今はきっと相当つらいことと思います。
でも、ペットロスになるということは飼っていたペットを愛していたということですよね。
そして、人間としての優しい素晴らしい感情を持っていたからこそなるのだと思います。
私も数年後にはペットロスになるのだろうと思います(想像したくありませんが)
失った時にペットロスになるくらい、これからも愛情を注いでいきたいと思います。